副甲状腺ホルモンと骨量減少の関係を解説
副甲状腺ホルモン(PTH)の基本的な働き
副甲状腺ホルモン(Parathyroid Hormone、PTH)は、甲状腺のすぐ近くにある副甲状腺から分泌されるホルモンです。主に血中のカルシウムとリン酸の濃度を調整する役割を担っています。
血中カルシウムが低下したときの反応
血中カルシウム濃度が低いと、副甲状腺はPTHを放出します。PTHは以下の2つの作用でカルシウムを増やします。
- 腎臓でのカルシウム再吸収を促進し、尿中への排泄を減少させる。
- 骨からカルシウムを放出させ、血液中に供給する。
過剰なPTHがもたらす骨への影響
PTHが過剰に分泌されると、腎臓でのカルシウム再吸収が過度に進み、骨からのカルシウム放出も増加します。この結果、骨密度が低下し、骨量減少(骨粗鬆症)や骨折リスクが高まります。
まとめ
PTHは体内のカルシウムバランスを保つために不可欠ですが、過剰になると骨を弱める原因となります。適切なPTHレベルの維持は、骨の健康を守る上で重要です。
