子どもの外反母趾(バニオン)の治療方法
外反母趾(バニオン)とは
外反母趾は、足の親指の付け根にできる腫れや突起です。放置すると痛みや変形が進行します。きつい靴や狭い靴が主な原因ですが、遺伝や脳性麻痺が関与することもあります。10歳くらいの子どもでも発症することがあります。
治療のステップ
- 足の確認
子どもが足の痛みを訴える場合、親指の関節部に腫れや突起がないか確認します。 - 不適切な靴の除去
サイズが合わない靴は捨てるか寄付し、足に合った靴を選びます。ブランドごとにサイズ感が異なるため、実際に履かせて確認しましょう。 - 痛みの緩和
イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの鎮痛剤を指示通りに使用し、足をできるだけ休ませます。1日10分程度の氷嚢で冷やすと腫れが軽減します。軽いマッサージも効果的です。 - バニオンパッドの使用
薬局で販売されているバニオン用パッドやシールドを靴の中に入れ、突起と靴の摩擦を減らします。 - 専門医の受診
症状が改善しない、または悪化した場合は小児足病医や整形外科医に相談します。炎症が進むと滑液包炎や感染症になることがあり、抗生物質が必要になることもあります。 - 足指の分離・インソールの使用
必要に応じて足指を分離する装具や、圧力を分散させるカスタムインソールを使用します。 - 手術の検討
保存的治療で効果が見られない場合は手術を検討します。放置すると慢性的な痛みや可動域制限につながります。
