コレア(舞踏病)の診断方法とは?

コレアとは

コレアは、手足や体幹、顔面に不随意で目的のない動きが現れる運動障害です。原因はさまざまで、遺伝性疾患や感染症、薬剤副作用などが挙げられます。

主な原因例

- ハンチントン病:遺伝性の神経変性疾患で、進行性のコレアや他の運動異常がみられます。

- シデンハムコレア:リウマチ熱に伴う小児期の運動障害で、溶血性連鎖球菌感染後に起こります。

- 薬剤誘発性コレア:抗精神病薬や覚醒剤など、一部の薬剤が副作用として不随意運動を引き起こすことがあります。

- その他の疾患:甲状腺機能異常、ウィルソン病、ビタミンB12欠乏、特定の感染症などでもコレアが見られることがあります。

診断の流れ

1. 問診:動きの特徴(頻度、部位、持続時間)や既往歴、家族歴を詳しく聴取します。

2. 身体・神経学的検査:動作観察、協調性、反射、筋緊張、言語や眼球運動、歩行などを評価します。

3. 画像検査:脳の構造異常や病変を確認するため、MRIまたはCTを実施します。

4. 血液検査:甲状腺機能、ビタミンB12、銅代謝(ウィルソン病)、感染症マーカーなどを測定します。

5. 遺伝子検査:ハンチントン病や他の遺伝性運動障害が疑われる場合に行い、確定診断をサポートします。

診断に用いる検査は、患者さんの症状や疑われる原因に応じて選択されます。

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