米軍の火傷野戦治療マニュアル

米軍の野戦救急マニュアル(FM 4‑25.11)では、火傷の処置は民間医療と同様の手順とされています。本稿では主要なステップと注意点をまとめます。

火傷原因の除去

まず、被災者と救助者の安全を確保し、火傷の原因となる熱源や化学物質を速やかに取り除きます。必要に応じて、被災者を安全な場所へ移動させます。

火傷部位の露出

感染予防のため、火傷した部位をできるだけ露出させます。ただし、衣類が創部にくっついている場合は無理に剥がさず、さらに損傷しないように注意します。

清潔な止血・保護

使用する包帯はできるだけ清潔なものを選びます。汚れた包帯は感染リスクを高めるため、必ず新しい滅菌ガーゼや清潔布で覆います。

処置上の注意点

水ぶくれは破らず、無理に薬剤を塗布しないことが重要です。二次的な損傷や感染を防ぐため、最低限の処置にとどめます。

医療機関への搬送

火傷は程度によりショック状態になることがあります。重症の場合は直ちに医療機関へ搬送し、専門的な治療を受けさせることが不可欠です。

やけど - 関連記事