なぜ二度目のやけどは最初のやけどより深刻になるのか?

二度やけど(2度やけど)とは

二度やけどは、皮膚の最外層である表皮を超えて、すぐ下の真皮まで損傷が及ぶため、1度やけどより重症です。赤く腫れ、水ぶくれができることから「水ぶくれやけど」とも呼ばれます。

表皮(ひょうひ)

表皮は皮膚の外側を覆う保護層で、バリア機能を持ちます。血液供給はなく、ケラチンという水に強いタンパク質が含まれています。

真皮(しんぴ)

真皮は表皮の下にある厚い層で、血管、毛包、腺、神経終末などが密集しています。

二度やけどが真皮を損傷した場合の影響

  • 炎症の増大:真皮の血管が損傷し、炎症が強くなります。
  • 激しい痛み:真皮にある神経終末が非常に痛覚に敏感なため、二度やけどは強い痛みを伴います。
  • 感染リスクの上昇:皮膚が破れることで水ぶくれがウイルスや細菌などの侵入口となります。
  • 治癒期間が長い:重症度により、治癒まで8週間ほどかかることがあります。
  • 瘢痕(はんこん)形成:色素沈着や瘢痕組織が残り、皮膚の質感や弾力が失われることがあります。

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