エミューオイルはどこから来るのか?
由来
エミューはオーストラリア原産の飛べない鳥で、ダチョウなどのラティテ目に属します。現在は米国をはじめ世界各地で飼育され、主に低脂肪の肉と、脂肪を精製して得られるエミューオイルが利用されています。爪、羽、皮から作られる革製品も商業的に販売されています。
良質な脂肪
エミュー1匹の体内脂肪からは約13.6リットル(約3ガロン)のオイルが抽出できます。エミューオイルはリノール酸を多く含み、オメガ3・6・9系必須脂肪酸が豊富です。そのため、コレステロール低下や抗炎症、アンチエイジング効果が期待され、化粧品や代替医療に利用されています。マサチューセッツ大学ロウェル校の研究でも、同様の効果が示唆されています。
主な用途
皮膚は表皮・真皮・皮下脂肪の三層から成りますが、エミューオイルは表皮をすばやく通過し、真皮や皮下脂肪まで浸透します。そのため、保湿や活性成分のキャリアとして優れ、ローション、石鹸、シャンプー、スキンケア製品に配合されています。乾癬、脱毛、にきび、シワ、関節炎などの改善を目的とした製品や、純粋なエミューオイル・サプリメントも販売されています。
規制と認証
米国エミュー協会の会員は、エミューオイルの製造・取引において3つの基準を守ります。①粗油が協会規格を満たすこと、②用途別(工業・石鹸・化粧品・栄養・医薬)に応じた等級付け、③標準的な正味重量の設定です。さらに、認証プログラムに基づき、米国油化学会の分析官が等級を検査し、ロット番号で追跡できるようにしています。認証ロットは2年間の記録・サンプル保管が義務付けられています。
入手方法
エミューオイル製品は一般的に流通していません。購入したい場合は、健康食品店や代替医療・代替薬の小規模店舗を探すか、信頼できるオンライン販売業者から入手してください(参考情報をご参照ください)。
