低用量アスピリンと心筋梗塞予防の関係

血栓形成の抑制

低用量アスピリンは血小板の凝集を抑えることで血栓の形成を防ぎます。血栓が心臓の血管を塞ぐと心筋梗塞が起こります。

出血リスク

血小板機能を抑えるため、外傷や胃潰瘍がある場合には止血が不十分となり、過度の出血や出血性脳卒中のリスクが高まります。

男女別の効果

研究によれば、65歳以上の男女では初回心筋梗塞の予防効果が確認されていますが、65歳未満の女性では有意な効果が認められていません。また、既往歴の有無にかかわらず、全ての年齢層で二次予防効果が期待できます。

日常服用と緊急時の服用

心筋梗塞リスクが高い人は、低用量アスピリンを毎日1錠服用することが推奨されます。急性の心筋梗塞が疑われる場合は、通常用量のアスピリン1錠、または低用量を2~4錠同時に服用することがあります。

治療対象者

冠動脈疾患を持つ患者、過去に心筋梗塞を経験した患者、バイパス手術や血管形成術(PCI)を受けた患者は、低用量アスピリンの抗血栓効果から恩恵を受けやすいとされています。

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