マグネシウムとPOTS(姿勢性起立性頻脈症候群)の関係と対策
姿勢性起立性頻脈症候群(POTS)の概要
POTSは、座位や立位になると心拍数が異常に上昇する症候群で、動悸やめまいなどの不快な症状を引き起こします。治療法のひとつにマグネシウム補給がありますが、マグネシウム酸化物は副作用が報告されているため注意が必要です。
POTSの主な原因
- 葉酸欠乏や貧血
- 副腎機能不全(アジソン病)や自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスなど)
マグネシウム酸化物とPOTS
アンドリュー・ワイル医師は、マグネシウム酸化物は胃腸を刺激しやすく、POTS患者には避けるべきと指摘しています。代わりに、刺激が少ないマグネシウムシトレート、キレート、グリシネートは安全に使用でき、症状緩和に有効です。
マグネシウムと頻脈(タキカルディア)
マグネシウムは心筋の電気的安定性を高め、心拍数を適切に抑制することで頻脈の改善に寄与します。
マグネシウムを多く含む食品
- 全粒粉(ふすま)
- 大豆、リマ豆、ナビ豆などの豆類
- ほうれん草
- ハリバットやハドックなどの白身魚
低マグネシウム血症(低血清マグネシウム)
血中マグネシウム濃度が低下すると心不整脈を引き起こし、頻脈もその一形態です。適切なマグネシウム補給は心血管系の健康維持に重要です。
まとめ
POTSの管理には、原因疾患の評価と刺激性の少ないマグネシウム製剤(シトレート、キレート、グリシネート)を選択することが推奨されます。また、食事からのマグネシウム摂取を増やすことで、心拍数のコントロールや全体的な健康改善が期待できます。
