ペースメーカーのサイズはどれくらいですか?
サイズと構成
ペースメーカーは、1930年代の外部ハンドクランク式「ハイマン・ペースメーカー」(ハンドル4インチ、ベース1フィート)から、20世紀末には懐中時計サイズにまで小型化されました。現在の装置は、長さ約2〜3センチ、幅約1〜2センチ、重量約30グラム程度です。
構成は大きく2つに分かれます。
- パルスジェネレータ:バッテリーと電子回路を内蔵し、心拍を制御します。
- リード線:絶縁された導線で、パルスジェネレータと心臓をつなぎ、電気信号を送受信します。
ペースメーカーの埋め込み手順
埋め込みは全身麻酔は不要で、局所麻酔で鎖骨付近の皮膚を麻酔します。その後、切開して血管を通じて1本または2本のリードを心臓内へ挿入します。リードを装置に接続し、システムの動作を確認した後、装置本体を鎖骨下または腹部の皮下に固定します。
動作原理とバッテリー寿命
ペースメーカーは心拍数を常に監視し、心拍が遅すぎると刺激を送って速め、速すぎると抑制します。呼吸や体の動きを感知するセンサーも搭載しており、運動時など酸素需要が増えると自動的に心拍数を上げます。
バッテリーは約5〜10年持続し、寿命が近づくと医師が交換手術を行います。
