心電図の波形を読む方法
心臓専門医でなくても、心電図(EKG)の波形からある程度の情報は得られます。ただし、正確な診断は医療の専門家に任せるべきです。
必要なもの
- 心電図の波形が印刷された紙
- 鉛筆
- 定規
- 正常な洞調律の波形(比較用)
手順
-
波形の山と谷を読み解く
印刷された心電図を正常サンプル(例: ecglibrary.com/norm.html)と比較します。紙の縦線で波形は P、Q、R、S、T の5つの区間に分けられます。P は小さな山、Q は小さな谷、R は尖った山、S は R の後の谷、T は最後の山です。
-
各波形の幅と時間を確認
P 波の幅は心房の活動を表し、PR 間隔は 0.12〜0.20 秒です。次の QRS 複合体は心室の活動で、幅は 0.04〜0.10 秒です。QT 間隔は 0.02 秒未満です。これらの区間を円で囲んで確認しましょう。
-
波形の高さと鋭さを比較
P 波と T 波、R 峰の高さと鋭さを正常波形と比較します。幅が広く山が少ない場合は徐脈(bradycardia)と考えられ、山が多く細い場合は頻脈(tachycardia)と考えられます。
-
ST 部分を評価
Q 波と S 波を正常波形と比較します。ST 部分が上昇していると心筋梗塞の可能性があり、低下していると冠動脈の閉塞が疑われます。
-
平坦線の意味
山と谷の間に短い平坦線があるのは通常です。しかし、長時間にわたる平坦線は電極が心臓からの信号を拾えていないサインです。その場合はすぐに医師に連絡してください。
