風邪・インフルエンザ薬の「DM」の意味は?

DM(ジヒドロモルフィン)とは

市販の風邪・インフルエンザ薬には「PE」や「DM」などの2文字コードが付いていることがあります。これらの文字は薬に含まれる有効成分を示していますが、必ずしも唯一の成分とは限りません。ラベルをよく確認しましょう。

DM の主成分:デキストロメトルファン

「DM」はジヒドロモルフィン塩酸塩(Dextromethorphan HBr)の略で、咳止め成分です。名前に DM が付いている薬は、咳を抑える効果があります。ただし、他の有効成分が併せて含まれていることもあります。

DM 製剤に含まれる他の成分

DM が付いた薬は咳止めだけではありません。たとえば「Robitussin DM」には、去痰剤のグアイフェネシン(Guaifenesin)も含まれており、痰を出しやすくする働きがあります。

複数症状に対応した製剤

「DM」と表記されていなくても、デキストロメトルファンを含むマルチシン症状用薬は多数あります。例として「TYLENOL Cold Multi‑Symptom Severe」には、血管収縮剤のフェニレフリン(PE)、デキストロメトルファン、そして鎮痛成分のアセトアミノフェンが配合されています。

コードを使わないブランド

一部ブランドはコード表記が混乱を招くとして廃止しています。たとえば「Dimetapp」はコードを使用せず、症状を表す名称(例:Tylenol Cough and Sore Throat)で販売しています。

必要な成分だけを選ぶ

医師は、現在の症状に合わせた薬だけを選んで使用することを勧めています。咳のない風邪の場合、DM を含む咳止め薬は不要です。自分の症状に合った製剤を選びましょう。

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