夜間の咳に効果的な対策と受診の目安

咳はすべて同じではありません。したがって、ある夜間の咳に有効だった治療法を別の咳に当てはめても効果が期待できません。まずは咳の原因を見極め、その原因に適した対処法を選びましょう。たとえば、アレルギーが原因の咳は、食べ物や飲み物を誤って飲み込んだことによる咳とは異なる治療が必要です。

はちみつ

  • メイヨークリニックのJames M. Steckelberg医学博士によると、はちみつはデキストロメトルファンと同等の有効な咳止めとされています。小さじ1杯のはちみつを摂取すると咳が和らぎます。はちみつは紅茶や温かいレモン水に混ぜても構いません。特に健康上の問題がなければ、1時間ごとに摂取しても安全です。

メントールチェストラブ

  • メルク社の情報によれば、就寝前に胸にメントール系のチェストラブを塗布すると、夜間の咳を抑える効果があります。食道の炎症を緩和し、内部摂取する薬剤と比べて安全性が高いとされています。

体位排痰

  • A‑T Children’s ProjectのHoward M. Lederman博士は、体位排痰が咳止めに有効と述べています。手をカップ状にして胸や背中を軽く叩く「拍打」や、専門家が行う「振動」などの方法があります。叩くときはしっかりとしたタップ、振動は専門家に任せると安全です。

加湿

  • Bio‑Medicineの報告では、加湿が咳を和らげるとされています。温かいシャワーを浴びる、冷風加湿器を使用する、または温かい水を入れた鍋にタオルを掛けてその上に頭を置くなど、湿度を上げる方法が有効です。

受診の目安

  • 咳が10日以上続く、痰の色が透明から黄色・緑色に変わる、血が混じるなどの症状がある場合は、重篤な疾患が隠れている可能性があります。こうした場合は速やかに医師の診察を受け、処方薬やネブライザー治療が必要になることがあります。

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