聴覚障害者が電話でコミュニケーションするための機器

聴覚障害は先天的なものや、病気・感染症・内耳の損傷などさまざまな原因で起こります。対面でのコミュニケーションは、スピーチセラピーやリップリーディング、手話で行われますが、近年の技術進歩により、電話やインターネットを使ったコミュニケーションが可能になっています。

TTY/TDD デバイス

  • TDD(Telecommunications Device for the Deaf)は、テレタイプライター(TTY)とも呼ばれ、聴覚障害者が電話回線を通じて文字で会話できる装置です。最初の TTY/TDD は、聴覚障害を持つ矯正歯科医のジェームズ・マーサーズ博士と、聴覚障害を持つ物理学者ロバート・H・ワイトブレヒト、エンジニアのアンドリュー・サックスが共同で開発しました。

ウェブカメラ

  • インターネットの普及により、ウェブカメラを使ったビデオ通話が手軽に利用できるようになり、手話やリップリーディングでの会話が可能です。高品質なカメラを使用すれば、相手の唇の動きもはっきりと確認できます。また、IP ビデオリレーサービス(IP VRS)を利用すれば、通訳者が音声を手話に、手話を音声に変換してくれるため、聴覚障害者と聴者の双方向コミュニケーションが円滑に行えます。

電話/テレコイル式補聴器スイッチ

  • 補聴器を使用している聴覚障害者は、電話やテレコイルスイッチを利用することで、電話音声の品質を向上させられます。スイッチは補聴器のマイクロフォンをオフにし、フィードバック音によるヒューヒュー音を防止します。

Voice Carry Over(VCO)

  • 話すことができる聴覚障害者は、Voice Carry Over(VCO)システムを利用して電話で会話できます。オペレーターがテレタイプで情報を送信し、利用者は自分の声で返答します。

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