2型糖尿病の予防と管理に役立つ健康習慣
栄養
食事の改善と適切な栄養は、2型糖尿病の管理・予防に最も重要な要素です。成人発症の糖尿病は、バランスの良い食事と肥満予防でリスクを減らせますが、近年は肥満や運動不足の子どもにも増えています。毎日同じ時間に食事をとり、規則正しい食事リズムを作りましょう。果物、野菜、全粒穀物、赤身の肉などを中心に、脂肪分の多い食品は控え、飽和脂肪酸はできるだけ減らします。米国糖尿病協会は、1日あたり20〜25gの食物繊維摂取を推奨しており、血糖コントロールに有効です。塩分と砂糖の摂取を制限し、十分な水分を摂って健康を保ちましょう。
運動
運動は余分なカロリーを消費し、適正体重を維持することで糖尿病予防に役立ちます。また、インスリンの働きを助け、血糖値を下げる効果があります。運動時は足元のケガを防ぐため、快適な靴を選びましょう。運動前後の水分補給も忘れずに。週にほぼ毎日、20〜30分程度の中程度の強度で運動することが理想です。インスリン使用者は、毎日同じ時間に運動し、運動前に軽食をとり、血糖値を運動前後にチェックすることが大切です。
タバコとアルコール
医学専門家によると、2型糖尿病患者の約25%が喫煙者です。禁煙は心筋梗塞、脳卒中、LDLコレステロール上昇、神経障害、腎臓病のリスクを低減し、血流改善や足の切断リスクの低下にもつながります。適度なアルコール摂取は食事とともに摂れば血糖に大きな影響はありませんが、女性は1日1杯、男性は2杯までに抑えましょう。ジュースやコーラなどのミキサーは血糖上昇の原因になるので注意が必要です。
