糖尿病患者の定期検査項目
糖尿病は血糖コントロールが良好でも、神経や血管の障害が進行することがあります。心臓・腎臓・目・足など様々な合併症のリスクが高いため、定期的な検査で早期に異常を発見し、適切な治療を受けることが重要です。
眼科検査
米国のWebMDによれば、糖尿病は成人の失明原因のトップです。網膜に損傷が起こると視力低下につながります。年に1回は散瞳検査を受け、網膜の状態を確認しましょう。損傷が認められた場合、レーザー治療などで血管漏れを封じ、視力喪失を防げます。
足の検査
糖尿病性神経障害(ニューロパチー)により、足の感覚が鈍くなり、傷が気付かれにくくなります。また血行不良で感染症リスクが高まります。診察時に医師に足のチェックを依頼し、自己チェックとして足裏・足背・指間を指で押して感覚を確かめ、切り傷や潰瘍がないか確認してください。早期発見が切断予防につながります。
尿検査(マイクロアルブミン)
ダートマス・ヒッチコック医療センターの報告では、糖尿病が米国における永久的な腎不全の主要因です。年に1回はマイクロアルブミン尿検査を受け、腎臓の微細なダメージを早期に検出しましょう。
コレステロール検査
毎年の血中脂質測定は、心血管疾患や脳卒中のリスク低減に役立ちます。LDLコレステロールは100 mg/dL以下が目安とされています。高値が認められたら、食事・運動・薬物で改善を図ります。
ヘモグロビンA1c検査
HbA1cは過去約3か月間の平均血糖を反映します。糖尿病患者は3〜6か月ごとに測定し、目標は5%以下、7%以上は血糖コントロール不良とされます。数値を基に治療方針を見直しましょう。
