グルコース不耐性の対策と治療法
グルコース不耐性は、血糖をエネルギーとして十分に利用できない状態で、糖尿病発症リスクが高まります。まだ典型的な糖尿病症状(倦怠感、視界のぼやけ、過度の喉の渇き、頻尿など)が出ていなくても、早期に食事と運動を見直すことが重要です。
食事のポイント
- 低炭水化物・高繊維の食品を中心に摂取します。具体的には、緑黄色野菜、白身肉(鶏肉、魚、豚肉の赤身)、低脂肪チーズ、ナッツ類、玄米、豆類などです。
- 赤肉や高糖分の果物、ジュース、カフェイン飲料、白いパン・パスタ、ジャガイモ、ニンジン、加工食品は控えめにします。
運動習慣の確立
- 1日最低45分の運動を目指しましょう。週に1時間以上の有酸素運動(ジョギング、サイクリングなど)と、週に2時間の中強度運動(ウォーキング、筋力トレーニング、ストレッチ、スイミングなど)を組み合わせると、血糖コントロールとインスリン感受性の改善に効果的です。
有害な習慣の排除
- 喫煙は血中コレステロールや血糖を上昇させ、糖尿病リスクを高めます。禁煙支援を受けましょう。
- 過度の飲酒は血糖を急上昇させ、肝臓でのトリグリセリド処理を妨げます。適量を守り、飲酒習慣の見直しが必要です。
薬物療法の検討
- 生活改善だけで血糖がコントロールできない場合は、医師に相談し薬物治療を検討します。主な薬剤は、インスリン分泌促進薬(シークレットゴッグ)、インスリン感受性改善薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、DPP-4阻害薬などがあります。
