糖尿病患者のための食品ラベルの読み方
はじめに
糖尿病患者は血糖値の上下を防ぎ、脂質摂取を管理し、心血管疾患や肥満による合併症を回避する必要があります。食品ラベルを正しく読むことは、血糖コントロールと健康的な体重維持に欠かせないスキルです。
必要なもの
- 糖尿病交換表(Diabetic exchange list)
手順
1. 糖質とタンパク質の目安を知る
糖質の1食分は15 gが目安で、体重・年齢・性別により1食あたり30〜50 gに抑える必要があります。タンパク質は1 oz(約28 g)を1回分とし、1日最大6 ozまでに制限します。脂質は総脂肪が3 g、飽和脂肪が1 g以下が目安です。
2. ラベルの「1食分」サイズを確認する
多くの食品は1パッケージに複数食分が含まれています。たとえば、電子レンジ用ポップコーンのシングルパックは糖尿病患者にとっては2食分、2本入りのグラノラバーも同様です。
3. 炭水化物と食物繊維を計算する
食物繊維が5 g以上ある場合は、総炭水化物から食物繊維の半分を差し引きます。例:総炭水化物が18 g、食物繊維が6 gの場合、6 g÷2=3 gを引き、炭水化物は15 g(1食分)になります。
4. 脂質の量をチェックする
1食分あたり飽和脂肪が1 g以下、総脂肪が3 g以下の食品を選びます。「低脂肪」表示だけでは糖尿病患者にとって適切とは限りません。
5. 甘味料の種類と計算方法を覚える
砂糖(ショ糖)、果糖、糖アルコール(ソルビトール、マンニトール、キシリトール、イソマルト)などを把握します。糖アルコールが5 g以上含まれる場合は、総炭水化物からその半分を差し引きます。例:総炭水化物20 g、糖アルコール10 gの場合、10 g÷2=5 gを引き、炭水化物は15 g(1食分)になります。
