インスリン注射針の測定方法
インスリン注射針(シリンジ)に慣れることは、安全かつ正確にインスリンを投与するための基本です。針の測定は、初めての方にとってはやや難しく感じられることがありますので、最初は必ず訓練を受けた医療従事者の指導のもとで行いましょう。
手順
シリンジの構造を確認します。キャップは針先を覆い、シリンダー(バレル)はインスリンが入る長い容器です。バレルにはインスリン単位が刻まれた目盛りがあります。1/4 mL(25単位)、1/3 mL(30単位)、1/2 mL(50単位)、1 mL(100単位)など、容量に応じた単位が設定されています。プランジャーはバレル内に入る棒状の部品で、インスリンを吸引したり押し出したりします。プランジャー先端のゴムシールが、バレル内のインスリン量を示します。
必要なインスリン量に合わせて適切なシリンジサイズを選びます。可能な限り小さいサイズを使用すると、目盛りが見やすくなります。たとえば20単位投与する場合は、25単位まで測定できる1/4 mLシリンジを選び、1/3 mLシリンジは使用しません。
キャップを外し、針先を露出させます。
針先をインスリンが入っている容器に差し込み、プランジャーをゆっくり引いてゴムシールが目標単位の目盛りに合わせるまで引きます。たとえば10単位が必要な場合は、シールの先端がバレルの「10」の目盛りと一致するように調整します。これで注射の準備が完了です。
測定が終わったら、針先を再度キャップで覆い、指示された部位へ注射してください。
