成人発症糖尿病の症状は何ですか?
糖尿病の症状に気付かずに過ごす人は少なくありません。喉が渇くのは暑さや運動のせいだと考え、頭痛をストレスのせいだと片付けてしまうことがあります。糖尿病にはさまざまな兆候があるため、家族に糖尿病の既往がある場合は特に注意が必要です。医師の診断を受け、将来の合併症を防ぐための対策を始めましょう。
糖尿病の種類
- 1型糖尿病:主に子供や35歳以下の成人に発症し、インスリンが絶対に必要です。糖尿病患者の5〜10%が該当します。
- 2型糖尿病:40歳以上の成人に多く見られますが、近年は子供でも発症しています。食事療法や運動で管理できることもありますが、経口血糖降下薬やインスリンを使用するケースもあります。糖尿病患者の90〜95%が該当します。
- 妊娠糖尿病:妊娠中に一時的に発症し、出産後に自然に消失することが多いです。
1型糖尿病の主な症状
- 体重減少と食欲増進
- 頻繁な喉の渇きと多尿
- 倦怠感や急な眠気
- 腹痛、吐き気、嘔吐などの消化器症状
2型糖尿病に関する留意点
2型糖尿病は症状が徐々に現れるため、気付かないまま数年から10年ほど放置されることがあります。家族歴がある人は定期的に医師に相談し、空腹時血糖やHbA1cの検査で血糖コントロールをチェックしてもらうことが重要です。
2型糖尿病の主な症状
- 喉の渇き、頻尿
- 頭痛、倦怠感、めまい、ふらつき
- 消化不良や胃の不快感
- 体重過多や運動不足が背景にあることが多い
予防と対策
- 1型糖尿病は予防できませんが、遺伝的要因や自己免疫が関与しています。
- 2型糖尿病は、バランスの取れた食事、定期的な運動、必要に応じた薬物療法で予防・管理が可能です。
- 常に喉が渇く、頻繁にトイレに行く、疲れやすい、頭痛が続く、そして糖尿病の家族歴がある場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
