2型糖尿病の症状:口の乾燥
背景
2型糖尿病の患者に最も多く見られる口腔内の問題は「ドライマウス(口の乾燥)」です。糖尿病は唾液の分泌を抑制したり、唾液の流れを妨げることで、口内の潰瘍や歯肉炎を引き起こしやすくします。
原因
ドライマウスは、糖尿病による神経障害が主な要因です。また、糖尿病薬、腎臓透析、喫煙、血糖値の急上昇、脱水なども唾液分泌を低下させます。
唾液の不足がもたらす影響
唾液が十分に分泌されないと、口内の細菌増殖を抑制できません。通常、唾液はプラークが産生する酸を中和し、口内を清浄に保つ役割があります。
死んだ皮膚細胞の蓄積
唾液が不足すると、歯茎や頬、舌の表面に死んだ皮膚細胞がたまりやすくなります。これにより味覚が低下し、噛む・飲み込む機能にも支障が出ます。
対策・治療法
血糖コントロールを適切に保つことがドライマウス予防の鍵です。バランスの取れた食事、適度な運動、体重管理、定期的な歯科検診と口腔ケアを組み合わせることで症状を緩和できます。
