糖尿病患者のための炭水化物管理食

炭水化物と血糖の関係

米国糖尿病協会によると、炭水化物は「でんぷん」「糖質」「食物繊維」の3つに大別されます。でんぷんは小麦・大麦・オート麦・米、パスタ、ジャガイモ・エンドウ・トウモロコシなどの野菜、乾燥豆類が含まれます。糖質は果物や乳製品に自然に含まれるものと、砂糖・黒糖・モラセス・コーンシロップなど加工された甘味料があります。食物繊維は果物・野菜・全粒穀物・ナッツ・豆類に豊富です。

炭水化物を多く含む食品を摂取すると血糖が上昇しますが、上昇幅や速度は炭水化物の種類や個人のインスリン感受性によって異なります。

炭水化物とカロリーのバランス

炭水化物管理は糖尿病食事療法の基本です。EndocrineWebの研究によれば、1型糖尿病の場合は体重1ポンド(約0.45kg)あたり16kcal、2型糖尿病の場合は1日あたり1,500〜1,800kcalが目安となります(性別・体重・活動量・体型により調整)。

総エネルギーのうち炭水化物は40%〜60%を目安に摂取します。炭水化物を減らせば血糖は下がりますが、代わりに脂質や不健康な食品でカロリーを埋めると、健康効果は相殺されてしまいます。

炭水化物のカウント方法

まずは食事に含まれる炭水化物量を把握することが大切です。医師や管理栄養士に、代表的な未加工食品の炭水化物含有量を教えてもらいましょう。加工食品はパッケージの栄養表示に記載されていますが、外食時は信頼できるポータブルガイドブックを活用すると便利です。

炭水化物は「グラム」単位で数える方法と、食事交換法(1交換=約15gの炭水化物)で管理する方法があります。食物繊維は総炭水化物から約半分を差し引いて計算します。詳細は医師や栄養士に相談してください。

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