高血糖がもたらすリスクとは?
原因
高血糖は、血糖が体内の細胞に取り込まれないときに起こります。膵臓が分泌するインスリンは、血糖をエネルギー源として細胞に運ぶ役割があります。インスリンが不足する、あるいはインスリン抵抗性があると、血糖が血中に残り、さまざまな臓器に影響を及ぼします。
血糖値の基準
正常な血糖値は空腹時で70〜100 mg/dL(4〜6%)です。空腹時に120 mg/dL以上、食後1〜2時間で180 mg/dL以上は高血糖とみなされます。A1c検査で7%以上も危険です。1型糖尿病はインスリン注射、2型は経口薬やインスリンが使用されます。炭水化物の摂取管理と定期的な運動が血糖コントロールに重要です。
合併症
高血糖は以下の重篤な合併症を引き起こすリスクがあります。
- 心血管疾患:糖尿病患者は非糖尿病者の2〜4倍の死亡率。
- 脳卒中:リスクが約2.8倍。
- 高血圧:糖尿病患者の約73%が罹患。
- 眼疾患:黄斑変性、緑内障、失明のリスク増大。
影響と重要性
腎臓疾患や神経障害も頻繁に見られます。足や手の感覚が失われ、消化不良や四肢切断に至ることもあります。また、歯周病やインフルエンザ・肺炎の合併リスクも高まります。
予防・対策
以下の症状がある場合は早めに医師の診察を受けましょう。
- 十分な食事でも体重が減少する。
- 過体重・運動不足・40歳以上・家族に2型糖尿病の既往がある。
- 頻繁な喉の渇き、尿量増加、空腹感、過度の眠気、傷の治りが遅い。
血糖検査は簡便で、早期に治療プログラムを開始できます。
