糖尿病患者の血糖値はどのくらいが適正か?
測定基準
血糖は mg/dL(ミリグラム/デシリットル)または血中糖の%で測定します。非糖尿病者の空腹時基準は 70〜100 mg/dL(約4〜5%)です。糖尿病患者の空腹時基準は 70〜120 mg/dL、または%で 7%以下とされています。
食後の血糖
食事後は誰でも血糖が上昇します。非糖尿病者でも食後 175 mg/dL 程度になることがありますが、血糖は速やかに正常値へ戻ります。糖尿病患者は食後 180 mg/dL 未満を目指し、食後 2 時間で血糖を測定します。高めの数値は炭水化物や脂質の過剰摂取を示唆します。
高血糖(ハイ)
血糖が 240 mg/dL 以上で持続すると危険です。体は脂肪をエネルギーに変え、ケトン体が産生されます。ケトン体が血中に増えると酸性化し、腎臓の処理能力が追いつかず、脱水や嘔吐、視力障害、意識混濁、呼気の甘いにおいなどの症状が現れます。
低血糖(ロー)
血糖が 70 mg/dL 未満になると低血糖です。男性は 50 mg/dL、女性は 40 mg/dL 程度になるまで自覚症状が出にくいことがあります。原因はインスリン過剰、食事不足、運動、アルコール、ストレスなど。症状は震え、めまい、混乱、発汗、空腹感、視力低下、口周りのしびれなどです。
境界型糖尿病(プレ糖尿病)
空腹時血糖が 100〜125 mg/dL(約5〜6%)の場合、糖尿病には至らないが正常範囲でもない「プレ糖尿病」と診断されます。14 時間以上の絶食後に血液検査を行います。
糖尿病の管理は血糖をできるだけ安定させることが基本です。定期的な測定と食事・運動のバランスを保ち、異常が見られたら早めに医師に相談しましょう。
