胃瘻チューブ(Gチューブ)のケア方法
はじめに
嚥下障害や食道の異常などで経口摂取が困難な場合、胃瘻チューブ(Gチューブ)を通して直接胃に栄養を送ることで、十分なカロリーと栄養を確保できます。手術は1時間未満で終了しますが、チューブの管理には正しい手順と清潔な取り扱いが不可欠です。
必要なもの
- 胃瘻チューブ
- テープ
- はさみ
- 包帯
- ドレッシング材
- 滅菌水
- 過酸化水素
- 注射器
- ワセリンまたはA&D軟膏
- 滅菌ガーゼ
ケア手順
作業前後に石鹸と水でしっかり手を洗います。傷口に細菌が入らないよう、手指の清潔を徹底してください。
必要な道具をすべて揃えます。テープや包帯でチューブが固定されている場合は、片手でチューブを軽く支えながら慎重にテープをはがします。
ドレッシングが濡れたり汚れたりしたらすぐに交換します。滅菌ガーゼを滅菌水と過酸化水素で湿らせ、チューブ周囲を優しく拭き取り、古いドレッシングは廃棄し、新しいものを貼り付けます。
皮膚が乾燥しないよう、少量のワセリンまたはA&D軟膏を塗布します。頻繁な清拭で皮膚が乾燥しやすいため、保湿で刺激を防ぎます。
胃瘻チューブは1日2回、各50 mlの滅菌水でフラッシュします。食事や薬剤投与後にもフラッシュすると、詰まりや残留物を防げます。
チューブ本体に過度な張力をかけないよう注意します。許容できる動きは約1/4インチ(約6 mm)程度で、強く引っ張ると抜けや緩みの原因になります。
24時間に1回、チューブを全方向に回転させます。これにより切開部がチューブにくっつくのを防ぎ、創部を清潔に保ち感染リスクを低減します。
まとめ
上記の手順とポイントを守ることで、胃瘻チューブを安全に維持し、感染やトラブルを防げます。疑問や異常がある場合は速やかに医療従事者に相談してください。
