下痢治療に用いられる薬剤と対策
下痢とは、排便回数が増える、または便が緩くなる状態を指します。食事や生活習慣が原因となることもありますが、ほとんどは軽度で深刻ではありません。適切な薬剤で治療できます。
タイプ
- 浸透圧性下痢:腸内に水分が引き込まれることで起こります。
- 分泌性下痢:腸が過剰に水分を分泌することで起こります。
- 滲出性下痢:便に血液が混じる状態です。
症状
- 腹痛、腹部痙攣、発熱、膨満感、便に血液が混じることがあります。
- 便の形状は柔らかいものから水様便までさまざまです。
原因
- 最も一般的なのは感染症で、ウイルス、細菌、寄生虫が原因です。
- 新しい薬の服用開始も下痢を引き起こすことがあります。
治療法
- 吸着剤:腸内の水分を吸着し、便を固くします。代表例はエクイラクトンやアタプルジットです。
- 腸管運動抑制薬:腸の蠕動を緩め、排便回数を減らし水分吸収を促進します。ロペラミドやジフェノキシレートが使用されます。
- ビスマス製剤:ペプトビスマルなどは抗菌作用があり、原因菌に対抗します。
注意点
- ペプトビスマルは2歳未満の子供やインフルエンザ・水痘などウイルス感染者には使用しないでください。
- ジフェノキシレートはめまいや眠気を引き起こすことがあります。
- 吸着剤はまれに便秘や膨満感を引き起こすことがあります。
