外痔核(外部痔)の自宅でできる対処法
原因
痔核は肛門の外側にできる血管の腫れで、静脈瘤に似ています。放置すると柔らかい状態から硬くなることがあります。主な原因は便秘や下痢による強い排便、長時間の座位、重いものを持ち上げること、出産、激しい咳やくしゃみ、嘔吐などです。
症状
症状は原因によりさまざまです。排便時に少量の出血だけの場合もあれば、痛みやかゆみを伴うこともあります。肛門周辺のかゆみは特に排便後に強くなることがあります。また、痔核自体を触って感じることができ、単一の膨らみやブドウの房のように複数が突出していることがあります。
対処法
痔核への過度な圧力を避け、刺激を減らすために潤滑剤を使用します。プラスチック製のドーナツクッションに座り、ワセリンを塗ると効果的です。綿素材の下着やゆったりした服を着用し、圧迫を軽減しましょう。刺すような痛みがある場合は氷を入れたバケツに座ると緩和できます。痛みが強いときは市販の鎮痛剤を使用し、1日3~4回、15~20分程度の浅い座浴を行うと症状が和らぎます。薬局で買えるウィッチヘーゼルパッドはかゆみの緩和に役立ちます。排便後は肛門をしっかり洗浄し、便を柔らかくするために下剤や便軟化剤を使用して、力むことを避けましょう。
予防策
食物繊維が豊富な果物、野菜、全粒穀物を中心とした食事は便を柔らかくし、痔核の予防につながります。ジャンクフードやアルコールは便を硬くし、便秘を引き起こすため控えましょう。過体重や喫煙は痔核のリスクを高めますので、医師と相談しながら減量や禁煙に取り組むことが重要です。
痔核は多くの人が経験する一般的な疾患ですが、症状が続く場合や重症化した場合は必ず医師に相談してください。
