子どもの便が白くて粘土状になるのはなぜ?
便が白くて粘土のような硬さになるのは、胆汁が腸へ分泌されていないためです。肝臓で作られる胆汁は脂肪の消化を助け、便に茶色い色を付けます。肝臓の炎症や胆管の閉塞が起こると胆汁の流れが妨げられ、結果として白い便が出ます。
炎症が原因の場合
- 肝炎や肝硬変などの感染症が肝臓を刺激し、胆汁の産生が減少します。
- 有害な化学物質の過剰摂取も肝臓障害を引き起こし、胆汁分泌が止まります。
胆管閉塞が原因の場合
- 胆管結石や肝臓・膵臓・胆管の腫瘍が胆汁の流れをブロックします。
- 時間とともに胆管の粘膜が狭くなることもあります。
併発症状
- 発熱、黄疸(皮膚や眼球の黄変)、コーラ色の尿、体重減少、腹痛などが同時に見られる場合は、肝臓・膵臓・胆管の異常が疑われます。
乳児にみられる白便
- 胆管閉塞(胆道閉鎖症)を先天的に持つ赤ちゃんは、便が白く、皮膚が黄疸になり、体重が減少します。症状は生後6週間以内に現れることが多いです。
診断と対処のポイント
- 白便の原因は多岐にわたり、重篤な合併症につながる可能性があるため、必ず医師の診察を受けましょう。
- 血液検査や画像検査で原因を特定し、適切な治療を行います。
