胆嚢スラッジの症状と治療法
胆嚢スラッジ(ミクロリチアシス)は、胆汁中のコレステロールやビリルビンが結晶化し、微小な固体粒子となったものです。この粘りのあるペースト状の物質は、胆石ができる前に検出されることがあります。
症状が現れない場合
胆嚢スラッジは無症状のことが多く、他の検査で偶然に見つかります。この場合は経過観察のみで、特別な治療は必要ありません。
合併症
スラッジは自然に消失することもあれば、増減を繰り返し、最終的に胆石へと進行することがあります。また、胆嚢炎や膵炎を引き起こし、特有の症状が現れることもあります。
主な症状
上腹部の痛みが最も一般的で、右肩甲骨部や背中中央に放散することがあります。発熱、腹部の圧痛や右側の腫瘤感、吐き気・嘔吐、黄疸なども見られることがあります。
痛みの程度
痛みは急に強くなることもあれば、徐々に増悪することもあります。症状の経過により、痛みの強さは個人差があります。
治療法
症状や病状に応じて、胆嚢摘出術が必要になることがあります。手術が困難な場合は、結晶化した物質を溶解する薬物療法が検討されます。
