過敏性腸症候群(IBS)についての解説
メイヨークリニックによると、過敏性腸症候群(IBS)は一般的な消化器疾患です。日常生活に支障をきたす症状が出ますが、重篤な病気ではなく大腸に永続的なダメージを与えることはありません。根本的な治療法はありませんが、生活習慣や食事を工夫することで症状を管理できます。
主な症状
- 腹痛や腹部膨満感
- 便秘、下痢、またはその交互
- ガスがたまりやすい
食物繊維の摂取
食物繊維が少なすぎると便秘になり、過剰に摂取すると下痢や膨満感、ガスが増えることがあります。適切なバランスが重要で、成人の目安は1日35gです。果物、野菜、豆類、全粒穀物などから摂取しましょう。
市販薬の利用
便秘や下痢の症状緩和には、市販の整腸剤や下痢止めが有効です。ただし、下剤の常用は依存性のリスクがあるため、運動や水分摂取の増加など自然な方法を優先してください。
食事の工夫
カフェイン、アルコール、チョコレート、人工甘味料、炭酸飲料、脂っこい・辛い食べ物は症状を悪化させることがあります。これらの食品を一つずつ除去し、症状の変化を記録すると問題の食品が特定しやすくなります。
乳糖不耐症との関係
乳糖不耐症はIBSとは別ですが、IBS患者は乳糖に対しても敏感になることがあります。乳製品を減らすか、酵素サプリを併用して様子を見ると良いでしょう。乳製品を完全に除去する場合は、カルシウムとビタミンDのサプリメントについて医師に相談してください。
