腸内寄生虫はどのようにして感染するのか?
腸内寄生虫は年齢を問わず感染しますが、特に乳幼児・高齢者・妊婦は症状が重くなるリスクが高いです。嘔吐・下痢・かゆみ・貧血・出血などの症状が現れ、乳児の場合は命に関わることもあります。以下に、主な感染経路をまとめました。
動物との接触
- ペットや動物園、ペットショップにいる爬虫類・魚・齧歯類などは寄生虫を保有していることがあります。触れたり取り扱ったりすると人に感染する可能性があります。
- 室内飼いのペットが外に出て他の感染動物と接触すると、寄生虫を持ち帰り飼い主に感染させることがあります。
食品の汚染
- 加熱が不十分な肉や生食の魚介類には、虫卵・シストが残っていることがあります。これらを摂取すると腸内寄生虫に感染します。
- 調理前に手を十分に洗わないと、糞便に含まれる寄生虫が食材に付着し、感染源となります。
直接的な接触
- 寄生虫に感染した乳幼児の便は、オムツ替えの場所や周囲の環境を汚染します。汚れた衣類や表面に触れると感染することがあります。
性的接触
- 肛門性交は、ジアルジアなどの腸内寄生虫を相手に移すリスクがあります。肛門性交後の口腔や膣への接触でも感染が拡大します。
土壌
- 人や動物の糞で肥料された土壌には、フックワームなどの卵やシストが含まれます。裸足で歩くと皮膚の小さな傷から体内に侵入し、腸へと移行します。
水源
- 下水や糞便で汚染された川・湖・沼の水は、ジアルジアや住血吸虫などの寄生虫の温床です。飲料や食材の洗浄に使用したり、直接泳いだりすると感染します。
- 泥やぬかるみを裸足で歩くと、虫が皮膚から侵入し腸内に定着します。
