急性虫垂炎のサインと症状

虫垂は大腸から突き出た細い管で、消化系と位置は近いものの、実質的な機能はほとんどありません。しかし、感染や炎症が起きると、破裂して腹膜炎(腹腔内に膿や細菌が漏れ出す状態)を引き起こし、命に関わることがあります。急性虫垂炎の兆候を早期に把握し、速やかに医療機関を受診することが重要です。

痛み

  • 虫垂が炎症を起こすと、最初はへそ周辺に鈍い痛みが現れ、次第に右下腹部へと移動します。痛みは6〜12時間で増強し、咳やくしゃみで悪化することがあります。歩行や触れるだけでも強い痛みを感じることがあります。

吐き気・嘔吐

  • 吐き気や嘔吐、食欲不振がよく見られます。

消化器系の問題

  • 便秘や膨満感、ガスが出にくい状態が起こります。稀に下痢を伴うこともあります。症状が進行すると腹部の腫れや膨張が認められます。

発熱

  • 軽度の発熱が見られることが多く、痛みや排便障害が現れた後に出ることが一般的です。喉が渇き、尿量が減少することもあります。

腹部膨満(破裂時)

  • 虫垂が破裂すると腸内内容物が腹腔に流れ込み、感染が急速に広がります。痛みが一時的に緩和した後、腹部が硬く張り、膨らむ感覚が現れます。これは緊急事態であり、すぐに救急医療を受ける必要があります。

上記の症状が現れたら、速やかに最寄りの救急科へ相談してください。

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