胆嚢ポリープの症状と治療法

胆嚢ポリープは、胆嚢の内膜から突き出た異常細胞の増殖で、サイズは4mmから1cm以上まで様々です。大きいものはがん化する可能性がありますが、がんになる確率は5%未満と稀です。胆嚢痛を訴える患者の約4%に見られます。

症状

胆嚢ポリープはほとんど症状が現れませんが、まれに右上腹部の痛みや圧痛を訴えることがあります。痛みは持続的なものや断続的なものがあります。激しい痛みがある場合は、通常胆石が原因であり、ポリープ自体が原因であることは稀です。

診断

ポリープは痛みを伴わないことが多いため、胆石や胆嚢炎の検査として超音波検査を受けた際に偶然見つかることがほとんどです。患者はまず胆嚢の痛みを訴え、超音波で胆石や胆管閉塞などが確認されると同時に、無害なポリープが見つかることがあります。

治療

胆嚢に他の異常がなく、ポリープが少数でサイズが1cm未満の場合、特別な治療は行われません。サイズが1cm以上または多数ある場合は、悪性の可能性があるため胆嚢摘出手術が検討されます。胆嚢を摘出しても、日常生活に大きな支障はありません。

種類

胆嚢ポリープは主に5種類に分類されます。最も多いのはコレステロシス性ポリープで、コレステロールが部分的に蓄積してできたものです。これは胆石の形成メカニズムと類似しています。その他、過形成性ポリープ、腺筋上皮腫、腺癌(腺様嚢胞癌)および胆嚢結石症があります。

予防

ポリープや胆石の予防には、低脂肪で野菜や果物を多く摂る食事が有効です。脂肪分の多い食品、カフェイン、アルコールは胆嚢に負担をかけるため控えましょう。胆嚢摘出手術を受ける前後も同様の食生活を心がけ、回復期間(約3〜4週間)中は特に注意が必要です。

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