車椅子利用者の安全な移乗方法
安全な移乗手順
車椅子から別の椅子や平らな面へ人を移すには、適切な手順と注意が必要です。本人が自分で移乗できる場合もありますが、サポートが必要な方も多くいます。以下の手順を参考に、安心・安全に移乗を行いましょう。
本人に希望する移乗方法を確認します。特定の姿勢や方法が楽な場合があります。
車椅子の車輪をロックし、動かないようにします。これが最も重要な安全対策です。
移乗先の椅子や床が準備できているか確認します。できれば、移乗先は車椅子の座面より低く設定します。
足置き(フットレスト)を外し、本人が足を床に置けるようにします。
本人の腰まわりに両腕を回し、腕を体の下に滑り込ませます。本人には肩に腕を回すよう促し、支えを増やします。
足元をしっかり支えながら、膝の力で立ち上がります。背中ではなく脚の力で持ち上げ、持ち上げる前に「1・2・3」と声掛けすると安心です。
本人をしっかり抱えたまま、目的の椅子や床に向かって体を回転させます。
本人をゆっくりと下ろし、座りやすい安全な姿勢に整えます。
本人に「楽ですか?」や「位置を調整しますか?」と確認し、必要なら微調整します。
