偏平足の効果的な装具療法
偏平足(プラナスフット)は、足の土踏まずが十分にアーチを形成せず、体重を適切に支えられない状態です。その結果、足に痛みや不快感、筋肉の疲労が生じやすくなります。装具(インソール)は靴の中に入れて足の形を整え、荷重を分散させることで症状を緩和します。柔軟な土踏まずを持つ方に効果的で、硬直したアーチの場合は手術が唯一の治療法となります。
装具(オーソティクス)
フラットフット用のインソールは、柔らかいタイプ、硬めのタイプ、あるいはハードモールドのものがあります。一般的に、運動靴や深めの靴に装着し、デザイン性の高い薄底靴やつま先が狭い靴では使用できません。標準サイズ向けに作られているため、体格が大きい方はヒール下にスポンジ状のアーチフィラーを追加してサポートを強化することがあります。
カスタムオーダーの装具は、足病医の診療所で足型を取り、個々の足形に合わせて作製します。費用は高くなりますが、サポート力と痛みの軽減効果が期待できます。
UCBL(ユニバーシティ・カリフォルニア・バークレー・ラボラトリー)
UCBLは、子供向けに最も多く処方される装具の一つです。2009年5月にヘルスコ・オーソラボの会長シーモス・ケネディが『The O&P Edge』で紹介した通り、カリフォルニア大学バークレー校の研究所で開発されました。熱可塑性樹脂で作られ、ヒール部分が30mm以上の深さを持つのが特徴です。
その他の治療法
足病医は装具に加えて理学療法を推奨することが多く、足の筋肉や関節を強化します。また、足首や足底に特殊なテーピングを施し、靭帯や関節への負担を軽減します。必要に応じて、装具と併用する足首サポーターを使用することもあります。アーチが極度に硬い場合や症状が重い場合は、外科手術による矯正が検討されます。
