末期多発性骨髄腫の兆候と症状

多発性骨髄腫は形質細胞のがんで、骨髄で増殖し、やがて全身に広がります。末期になると様々な症状が顕著になり、患者の生活の質を大きく低下させます。主な末期症状は以下の通りです。

骨折(骨の脆弱化)

骨髄腫の進行に伴い、形質細胞が骨に浸潤し正常な骨細胞の働きを阻害します。その結果、骨が脆くなり、特に背骨の椎体が折れやすくなります。日常的な動作でも背骨に負荷がかかり、椎体骨折を招くことがあります。

貧血

がん細胞の増殖により正常な赤血球の産生が抑制され、貧血が起こります。疲労感や息切れ、皮膚や粘膜の蒼白が顕著になり、患者は著しい倦怠感に苛まれます。

自発的出血・あざ

骨髄腫は血液の粘度を上げる高粘度症候群を引き起こし、血管が破れやすくなります。その結果、鼻血や口腔内出血、眼球内出血による失明、皮膚のあざが外傷なしに出現することがあります。脳内出血や脳卒中を引き起こす危険性もあります。

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