うつ病と線維筋痛症の違いと特徴
重要性
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、全人口の約5.4%がうつ病に悩んでおり、約2%が線維筋痛症と診断されています。
うつ病の症状
うつ病の症状には、背中の痛み、頭痛、倦怠感、脱力感、イライラ、落ち着きのなさ、集中困難、睡眠障害、体重変動、悲しみ、絶望感、以前楽しんでいた活動への興味喪失などがあります。
線維筋痛症の症状
線維筋痛症の主な症状は、全身の疼痛、触診で痛む圧痛点、睡眠障害、倦怠感、朝のこわばり、足や手のしびれ・感覚異常、重度の月経痛、記憶障害、思考の遅延です。併存症として慢性疲労症候群、過敏性腸症候群、不安障害、うつ病がよく見られます。
診断のポイント
うつ病と線維筋痛症は症状が重なることが多く、同時に存在することもあります。医師は患者の病歴、症状の訴え、身体検査を総合して診断します。
治療法
両疾患ともに抗うつ薬が有効とされ、デュロキセチン(商品名シンバルタ)などはうつ病と線維筋痛症の両方に適応しています。
