ELISAテストとは何ですか?
概要
ELISA(酵素免疫測定法)は、医療検査で使用される高感度・高特異性の診断法です。血液中の特定抗原の濃度を定量的に測定し、HIVやライム病、妊娠、肝炎、胃潰瘍、溶連菌感染などの診断に活用されます。
血液サンプルの採取
医療従事者が無菌的に静脈から血液を採取し、ラベル付けして検査機関へ送ります。血液中の成分が標的抗体と反応するかを確認し、陽性か陰性かを判定します。
測定手順(アッセイ)
ELISAは多数のウェルを持つマイクロプレートを使用します。希釈した試料とコントロールを各ウェルに入れ、標識抗体を加えて反応させ、余分な液を除去します。専用装置で標識抗体と抗原の残存量を測定し、血中抗原濃度を算出します。
精度
抗体の特異性が高く、血液1本から複数の項目を同時に検査できます。測定された濃度は疾患の有無だけでなく、病態の重症度評価にも役立ちます。
留意点
血液採取が必要なため、出血傾向や血液凝固障害、静脈の状態などを事前に担当者に伝えてください。静脈が細い場合は採取に時間がかかることがあります。
