舌がん診断の手順と各種検査のポイント
診察時のポイント
舌に赤や白の斑点、しびれ、出血があるほか、嚥下や咀嚼が困難になることがあります。持続的な喉の痛みや耳の痛み、声の変化も見られます。これらの症状がある場合、医師は舌の組織を採取し(生検)、顕微鏡でがんの有無を確認します。
レントゲン検査
レントゲンではX線が体内を通過し、骨は白く、舌などの軟部組織は灰色に映ります。異常な影が見られれば舌がんの疑いがあります。
CTスキャン
CT(コンピュータ断層撮影)はX線とコンピュータを組み合わせ、二次元画像でがんの転移状況を評価します。舌がんが近くの組織やリンパ節へ広がっているかを確認できます。
MRI検査
MRI(磁気共鳴画像)は磁場とラジオ波で三次元画像を作成します。痛みはなく騒音が大きいのが特徴で、舌内部の微小な異常やがんの浸潤を詳細に評価できます。
PET検査
PET(陽電子放射断層撮影)は微量の放射性物質を注射し、細胞の代謝活動を画像化します。がん細胞は正常細胞より代謝が活発なため、早期にがんを検出でき、場合によっては生検の代わりになることもあります。
