巡礼者が直面した主な疾病とは?
初期の巡礼者たちは、寒冷で湿ったニューイングランドの環境に加え、衛生や衛生管理がほとんど行われていなかったため、多くの致命的・慢性的な病気に罹りやすい状況にありました。
主な感染症とその症状
- 壊血病(ビタミンC欠乏症):倦怠感、虚弱、歯茎出血、皮膚潰瘍など。
- 天然痘:小さな赤い発疹が特徴で、発熱、悪寒、頭痛を伴います。
- 麻疹(はしか):小さな赤い斑点の発疹が現れ、発熱、悪寒、咳が続きます。
- 赤痢:腸の細菌感染により激しい下痢、腹痛、発熱が起こります。
- 結核:肺の細菌感染で、発熱、咳、体重減少、倦怠感が見られます。
- 百日咳:激しい咳発作が特徴の呼吸器感染症で、発熱、悪寒、頭痛を伴うことがあります。
- チフス熱:消化管を中心とした細菌感染で、発熱、下痢、嘔吐、腹痛が主な症状です。
これらの疾病は、当時の医療知識や治療手段が限られていたこともあり、巡礼者の死亡率を大きく押し上げました。
