クループはどのように診断されるか
診断の基本
クループは、子どもの症状と診察結果から診断されます。医師はまず、咳、ストライダー(ヒューヒュー音)、声のかすれ、呼吸困難などの現在の症状や既往歴を聞き取ります。
身体診察のポイント
診察中に医師は呼吸音を聴診し、呼吸困難のサイン(呼吸数の増加、肋間の皮膚凹み(胸郭凹陥)、鼻翼の拡張)を確認します。また、ステートスコープで肺音を聴き、喘鳴やラ音など異常音の有無を調べます。
必要に応じた追加検査
診断を確定したり、他の疾患を除外するために以下の検査が行われることがあります。
- レントゲン検査:首や胸部のX線で、クループによる気道狭窄を確認します。
- 喉頭鏡検査:細い柔軟チューブ(喉頭鏡)にカメラを装着し、声帯や気道を直接観察します。
- パルスオキシメトリ:血中酸素飽和度を測定し、低酸素状態を評価します。
これらの所見と検査結果を総合して、医師はクループと診断し、適切な治療方針を決定します。
