治療を拒否するアルコール依存症患者に強制的に治療させる方法

アルコール依存症は本人以外の誰にでも明らかです。否認や習慣、そして自分を客観的に見ることができないため、依存症の人が回復への第一歩を踏み出し、問題を認めることは極めて困難です。その認識がない限り、治療を受けることはありません。その間、本人は自分自身や他者に対して危険をもたらします。たとえ本人が治療を拒否したとしても、法的手続きを経て強制的に入院させることは可能です。

手順

  1. 対象者が住んでいる州を確認します。州ごとに強制入院の法律が異なります。

  2. 弁護士を雇い、聴聞会で代理してもらいます。米国の37州とワシントンDCでは、精神疾患に対する何らかの形の強制入院が認められています。裁判所が入院や外来治療を命じるには、対象者が精神疾患であり、本人または他者に危険を及ぼすと判断される必要があります。

  3. 医師に診断を依頼し、対象者が精神疾患であり危険性があると証言または宣誓供述書を作成してもらいます。多くの州でこのような精神疾患の証明が必要です。アルコール依存症は『診断と統計マニュアル(DSM‑IV)』で精神疾患として定義されています。

  4. 過去に治療歴があるか確認します。ハワイ州では、強制治療を行う前に過去に治療を受け、効果がなかったことが条件となっています。

  5. カンザス州の場合、他に精神障害が併存しているか調べます。カンザス州では、物質使用障害だけではなく、併存する精神疾患が必要とされています。

  6. アルコール依存症や薬物依存症を『強制入院の対象となる状態』として明確に認めている7州があるか確認します。これらの州では、依存症が診断され、本人が治療を拒否すれば、裁判所が精神疾患かどうかの解釈の余地なく、強制入院が可能になります。

  7. 上記の州に該当しない場合は、介入(インターベンション)を検討します。プロの介入者が主導する介入は、アルコール・薬物依存症の本人に治療を受けさせるのに有効です。

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