薬物検査結果の読み取り方ガイド
概要
尿検体は薬物の有無を調べる最も一般的なサンプルです。アンフェタミン、バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、カンナビノイド系、コカイン、オピエート系、フェンシクリジン(PCP)の7つの薬物クラスが主にスクリーニング対象となります。医師は物質使用の兆候がある患者に対し、適切な治療方針を決めるために検査を指示します。一方、雇用主や法的機関は違法薬物の有無を確認する目的で検査を行います。
検査結果の読み方
- 1. 検査報告書で「positive」または「not detected」という語句を探します。各ラボは薬物クラスごとにカットオフ値を設定しており、その値を超えると陽性、下回ると陰性と判断されます。報告書には各薬物クラスごとに「positive」または「not detected」の結果が記載されています。
- 2. 陽性と判定された薬物クラスは、設定されたカットオフ値以上の濃度でそのクラスに属する物質が体内に存在することを示します。
- 3. 陽性結果が出た薬物クラスは、さらに特定の薬物または複数の薬物を特定するための確認検査が行われます。市販薬や処方薬でも陽性になることがありますので、検査時には服用したすべての薬剤と処方箋を必ず申告してください。
- 4. 「not detected」の結果は、必ずしも過去に薬物を使用していないことを意味しません。代謝・排泄が進み、血中濃度がカットオフ値以下になっている可能性があります。特にアンフェタミン、コカイン、オピエート系は、採取から2〜3日以内に使用した場合にのみ陽性となります。
