薬物乱用の種類と対策
米国国立薬物乱用研究所(NIDA)によると、違法薬物の乱用と依存は社会に年間約1810億ドル(約2兆円)ものコストをもたらしています。薬物乱用は古くからの社会問題ですが、乱用される薬物が多岐にわたるため、解決は容易ではありません。
クラブドラッグ
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GHB、ロヒプノール(フラジドミン)、ケタミンなどは、クラブやレイブで若者が使用することが多いです。安価で強い酩酊効果があり、夜通し続くレイブの体験を高めますが、ロヒプノールは「レイプ薬」と呼ばれ、アルコールと併用すると被害者は抵抗できなくなります。ケタミンはスニッフや注射で使用され、耐性ができやすいです。
過剰使用は中毒につながり、GHBは昏睡や痙攣、ロヒプノールはアルコールや他の中枢神経刺激剤と併用すると致死的、ケタミンは運動機能障害や呼吸抑制を引き起こすことがあります。
ステロイド乱用
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アナボリックステロイドは筋肉増強や男性化を目的に使用されます。医療用途としては、思春期遅延やエイズ・がんによる筋肉減少の治療に処方されることがありますが、スポーツ選手や一般人が外観やパフォーマンス向上のために乱用します。
使用は「サイクリング」と呼ばれ、数週間から数か月単位で繰り返されます。経口または注射で摂取され、長期乱用は男性の精巣萎縮・精子数減少、女性の顔毛増加・陰核肥大・声変わりなど、回復が困難な健康被害をもたらします。
吸入剤乱用
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シンナー、接着剤、ヘアスプレー、プロパンガス、ブチルニトライトなどの揮発性溶剤が含まれます。吸入により短時間で急激な陶酔感が得られ、子どもが最初に手を出すことが多いです。容器から直接吸う、布に染み込ませて吸う、袋に入れて吸うなどの方法があります。
使用頻度が増すと意識喪失や致死に至る危険があります。
マリファナ乱用
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大麻(ガンジャ、ポット、ウィード)は米国で最も一般的に乱用される薬物です。喫煙が主流で、記憶・学習力の低下、思考の混濁、問題解決能力の障害、知覚の歪みなどの影響があります。
治療
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薬物乱用の種類に応じて治療法は異なります。依存症に悩む方は、米国政府が資金提供する薬物乱用・メンタルヘルスサービス局(SAMHSA)へ相談し、専門的支援を受けることが推奨されます。
