サブオキソン治療とは?
サブオキソンはオレンジ色の六角形錠で、ヘロイン、メサドン、処方鎮痛薬などのオピオイド依存症の治療に使用されます。服用は舌下で溶かす必要があり、飲み込むことはできません。事前に少量の水を飲むと溶解が早くなります。
作用機序
サブオキソンの主成分であるブプレノルフィンは、脳内のオピオイド受容体に結合し、部分的なオピオイド作動薬として働きます。軽い快感と離脱症状の緩和をもたらし、欲求を抑えます。治療期間は個人差があり、数年にわたって服用するケースもあります。
導入(インダクション)
治療開始時は、他のオピオイドが体内に残っているとサブオキソンの効果が減少し、離脱が悪化する恐れがあります。そのため、軽い離脱症状が出たタイミングでサブオキソンを投与し、20分から1時間で症状が改善します。
安全上の注意点
サブオキソンにはナロキソンも含まれており、注射による乱用を防止します。注射しようとするとナロキソンが急激に離脱を引き起こし、使用が困難になります。
カウンセリング
サブオキソン治療は医師の処方だけで完了せず、必ずカウンセリングが伴います。重度のオピオイド乱用者は初期に日常的なカウンセリングが必要ですが、通常は週1回から月1回の個別または集団セラピーで、投薬量の調整も行います。
副作用
主な副作用には離脱症状、頭痛、不眠、疼痛、吐き気、便秘、血圧低下があります。立ち上がった際のめまいは医師に報告してください。多くはオピオイド使用歴やサブオキソン離脱時に現れます。減薬は徐々に行い、症状を最小限に抑えることが重要です。
