耳垢が詰まったときの除去方法
はじめに
耳垢が詰まるとめまいや「耳が詰まった」感覚、聞こえにくさ、イライラなどの症状が出ます。耳垢は外耳道の皮脂腺が分泌し、耳道を潤滑・清潔に保つために必要ですが、過剰になると詰まりやすくなります。正しい方法と道具があれば、家庭で安全に除去できます。
必要なもの
- グリセリン
- スポイト(目薬用)
- 綿球
- デブロックス(市販の耳垢除去薬)
- ゴム製耳用シリンジ
- タオル
除去手順
1. グリセリンを使う方法
スポイトにグリセリンを吸い取り、頭を反対側に傾けて詰まっている耳を上に向けます。3〜4滴を耳に垂らし、綿球を入れたまま一晩放置します。翌朝、シャワーで綿球を外し、ぬるま湯で優しく洗い流します。タオルを枕に敷いて作業すると、寝具が汚れません。柔らかくなった耳垢は自然に落ちます。多くの場合、1回の使用で効果が得られます。
2. デブロックス(過酸化水素)を使う方法
市販のデブロックスを使用する場合は、付属のアプリケータに薬剤を入れ、頭を傾けて詰まった耳に数滴垂らし、綿球を入れます。1日2回行い、綿球を外したらゴム製シリンジで温かい水をやさしく注入し、耳垢を洗い流します。タオルで肩を覆い、シンク上で作業すると安全です。この手順を4日間繰り返すと、詰まった耳垢が除去できます。
3. ミネラルオイルまたはベビーオイルを使う方法
グリセリンやデブロックスが手に入らないときは、ミネラルオイルやベビーオイルを代用できます。手順はグリセリンと同様に、スポイトで3〜4滴垂らし、綿球を入れて一晩置きます。翌朝に洗い流すだけで、耳垢が柔らかくなり自然に落ちます。こちらも1回の使用で十分なことが多いです。
4. 医師に相談するタイミング
自宅での除去がうまくいかない、痛みや出血、感染の疑いがある場合は、すぐに耳鼻科を受診してください。医師は耳鏡で内部を確認し、専用の器具で安全に耳垢を除去します。必要に応じて抗生物質や鎮痛剤を処方し、完全に回復させます。
