鼓膜感染症とは?原因と症状、子どもへの影響を解説
鼓膜(耳の鼓膜)は耳の中間部に位置する薄い組織で、音を伝える重要な役割を担っています。感染はさまざまな原因で起こり得ます。
鼓膜穿孔(パーホレーション)
ウイルス、細菌、真菌が鼓膜の裏側にたまり、圧力が上昇すると薄い鼓膜が破れます。また、綿棒など異物を耳に入れることでも穿孔が起こります。
中耳炎(オティティス・メディア)
中耳の感染または炎症です。呼吸器系の感染症と同じ原因で中耳に細菌が侵入し、炎症を引き起こします。
胆脂瘤(コレステアトーマ)
鼓膜の皮膚が誤った位置に増殖し、皮膚の脱落物がたまることで細菌が繁殖し、感染を引き起こします。
症状
鼓膜感染の主な症状は痛みや不快感、耳鳴りです。聴力の低下や完全な聴覚喪失、めまい(回転性の感覚)も見られます。
子どもへの影響
成人でも感染は起こりますが、特に子どもに多く見られます。米国国立聴覚・言語障害研究所によると、3歳までに約75%の子どもが鼓膜感染を経験するとされています。
