年齢別の標準聴覚検査結果

範囲

聴覚検査の結果はオーディオグラムに記録されます。検査では人間の会話音の周波数を最も低い音量で聞き取れるかを測定します。オーディオグラムの横軸は周波数(250Hz〜6,000Hz)、縦軸はデシベル(-20dB〜+120dB)です。正常範囲は-20dBから+25dBとされています。

子ども・青年期

年齢が若いほど-20dBに近い聴力が期待されます。思春期から成人初期にかけても鋭い聴覚が保たれるべきです。子どもの聴力が+20dB〜+25dBであれば、追加検査が必要です。耳鼻咽喉科医が中耳・内耳、鼻腔、脳を評価します。

20代・30代

個人用音楽プレーヤーや車載ステレオなどによる騒音性難聴が増加していますが、正常範囲は依然として-20dB〜+25dBです。大音量に頻繁にさらされる場合は、年に一度の聴覚検査を受けることを推奨します。

中年以降(ベビーブーマー世代)

年齢が上がるにつれて加齢性難聴のリスクが高まります。50歳頃には+15dB〜+25dBの範囲で測定されることが多いです。50歳以降は年1回の検査が望ましく、急速に進行する難聴は薬剤や他の疾患が原因となります。

スクリーニング

新生児は入院時に聴覚スクリーニングを受け、音刺激への反応があるかを確認します。結果は合格・不合格で示されます。学齢期の子どもも学校で定期的にスクリーニングを受け、不合格の場合は小児聴覚専門医へ紹介されます。

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