内耳の障害と症状
内耳に関わる障害は多岐にわたり、めまい(Vertigo)、耳鳴り(Tinnitus)、メニエール病などが代表的です。本稿ではそれぞれの特徴と原因、主な症状について解説します。
めまいとめまい感の違い
「めまい(Vertigo)」は自分や周囲が回転している感覚を指し、実際に体が動いていなくても回転しているように感じます。一方「めまい感(Dizziness)」は頭が軽くなる、ふらつくといった感覚です。すべてのめまいはめまい感を伴いますが、めまい感が必ずしもめまい(Vertigo)を伴うわけではありません。
めまい(Vertigo)の原因
めまいは半規管の機能不全が主な原因です。感染、炎症、瘢痕形成などが半規管に影響し、正常な平衡感覚が乱れます。
めまいの主な症状
静止していても強い回転感が現れ、頭部の動きで症状が増悪することがあります。めまいは持続的ではなく、間欠的に起こるのが一般的です。
耳鳴り(Tinnitus)
耳鳴りは内耳障害に伴うことが多く、音が断続的に聞こえる状態です。鳴り方はブンブン、ジーッ、シューッと様々です。
メニエール病
メニエール病はめまい、難聴、患側の耳の閉塞感が交互に現れる疾患です。正確な原因は不明ですが、内リンパ液の異常蓄積が関与していると考えられています。
