メニエール症候群の原因とメカニズム
メニエール症候群の主な症状は、耳鳴り(ティンナイタス)、耳の詰まり感や圧迫感、難聴、そして激しいめまいの発作です。通常は片耳に現れますが、稀に両耳に及ぶこともあります。
内リンパ水腫(エンドリンパ水腫)
- 大多数の医師は、内耳に過剰な液体がたまること(エンドリンパ水腫)がメニエール症候群の根本的な原因だと考えています。ただし、この液体異常がどのように起こるかは未だ議論が続いており、具体的な原因物質は明確にされていません。
ウイルス感染
- ヘルペス単純ヘルペスウイルスなどが内耳の前庭神経節に潜伏し、炎症や機能障害を引き起こすことで症状が現れるとする説があります。
自己免疫疾患
- 自己免疫性内耳疾患(AIED)はメニエール症候群と類似した症状を示しますが、特に両耳に同時に症状が出やすい点が異なります。
外傷
- 頭部への外傷後にメニエール様の症状が出る患者も報告されています。一方、騒音などの音響外傷とメニエール症候群との直接的な関連は弱いとされています。
その他の要因
- アレルギーやストレスは症状を悪化させることがありますが、単独で病気を引き起こす原因とは考えられていません。
