耳の感染症の診断・治療・予防ガイド

耳の感染症は炎症、痛み、感染を伴う状態を指す総称です。中耳の耳管が詰まると細菌が増殖し感染を起こします。子供に多く見られる病気ですが、成人では外耳道に起こる「スイマー耳」の方が頻繁です。多くは抗生物質で治療可能です。

診断

スイマー耳は耳が過剰に湿った状態になると発症しやすいと、メイヨークリニックは指摘しています。泳ぎだけでなく、入浴や雨に濡れた場合でも起こります。早期の治療が重要で、放置すると合併症や重篤な感染につながります。

初期症状は耳道のかゆみ・赤み、違和感、無臭の分泌物です。症状が進行すると、分泌物が増え膿が出る、痛みが強くなる、耳が「詰まった」感じや圧迫感がある、聴力低下が見られます。

治療法

米国小児科学会は耳痛に対して「様子を見る」アプローチを推奨しています。痛みが強い場合は、医師が麻酔点耳滴や市販の鎮痛剤を処方します。抗生物質は免疫が自然に対処できる場合は使用を控えます。

スイマー耳の治療では、まず耳を清掃し、感染を防ぎ痛みを軽減する薬を使用します。医師は吸引器で分泌物や耳垢、はがれた皮膚を除去し、薬が感染部位に届くようにします。酸性の点耳薬で正常な酸性・抗菌環境を回復させ、ステロイドで炎症を抑えます。必要に応じて抗生物質や抗真菌薬が処方されます。

予防策

感染中は飛行機や水泳を避け、分泌物が出ている場合は耳栓を使用せず、補聴器の使用について医師に相談してください。入浴やシャワーの際は、耳にワセリンを塗って水が入らないようにし、浴後はタオルや綿棒で優しく乾かします。水が入った場合は頭を横に傾けて軽く揺らし、自然に排出させます。耳に異物を入れたり、硬い耳垢を自分で除去しようとしないでください。耳垢が刺激になる場合は必ず医師に相談しましょう。ヘアカラーやヘアスプレーを使用する際は、綿球で耳を保護すると安全です。

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